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4年 4年生 備長炭電池の実験

関西電気保安協会の方々に「備長炭電池」を作る体験をさせてもらいました。
4年生は理科で電気の働きについて学習します。
授業の中では乾電池を使った回路の学習と直列つなぎ、並列つなぎについて学びました。
今日はそのまとめの学習。自分で電池を作ります。
備長炭に銅線とキッチンペーパー、アルミホイル、魔法の水で電池になるそうです。

体験が始まりました。

関西電気保安協会の方々が一つ一つの作業をゆっくり丁寧に教えてもらえるのでみんな失敗することなく作ることができました。
備長炭の周りに巻かれた銅線が電池のプラスとマイナスになります。

モーターとプロペラを銅線に繋げても、あれ?まわりません。
そうです。このままでは電池にはなっていないのです。

「あれ?なんで?」
と言っている子たちに関西電気保安協会の方々が
「魔法の水をかけましょう」
と水をかけてくれるとプロペラが回り始めました。

「え?なんで?」
と、不思議の発見に子どもたちの目は輝きます。

次に備長炭電池を直列つなぎにしました。班の人と協力して繋ぎます。
プラスとマイナスをよく見て繋ぐとプロペラは勢いよく回り始めました。

「クラス全員で繋ぎたいなー。」
実験の楽しさは次にどうしたいかを考えられるところにあります。

「この備長炭電池にかけた魔法の水は何でしょう。」
との質問に物知りな子が
「塩水!!」
と答えました。

実は家にある道具で作れる電池なので、また、このキットは再利用できます。

こうやって理科に興味を持ってくれることを本当に嬉しく思います。