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4年 4年生 社会見学(鳥羽水環境保全センター・さすてな京都)

4年生では、2学期に社会科「くらしとごみ」「使った水のゆくえ」を学習しました。

今回は、鳥羽水環境保全センターとさすてな京都へ社会見学に出かけました。

 

鳥羽水環境保全センターでは、下水が処理される工程を学びました。同施設は、多い時には1日25mプール3000個分に匹敵する排水を85年前から24時間365日休みなく処理し続けているそうです。

①スクリーン・沈砂池②ポンプ場③最初沈でん池④反応タンク⑤最終沈でん池⑥塩素接触タンク

施設の方の説明を聞きながら、徐々に変化していく水の色や水のにおいに気付き、設備だけでなく微生物の働きにも助けられながら下水が浄化されていく様子を知り、五感を使いながら学びを深めることができました。

施設の方への質問コーナーでは、「これだけたくさんの微生物は一体どこからやってきたのですか。」「施設では、どれ位電力を使っているのですか。」「広い施設の中で、どれだけの人が働いているのですか。」「どうしてここで働いてみたいと思ったのですか。」など、子どもたちからは次々に絶えず質問が投げかけられました。

 

午後からは、さすてな京都(南部クリーンセンター)へ移動しました。こちらでも、集められたごみが処分されていく過程を楽しく学ぶことができました。ごみを効率よく焼却するための方法や、燃やした後に出る排ガスの処理や発生した熱を有効に使う工夫など、子どもたちの想像よりも大きな実際の設備を目の当たりにして、「ええ!」「すごい!」と驚きの声が途切れることなく学ぶことができました。

90分たっぷり説明を受けながら見学をしましたが、子どもたちにとってはまだまだ時間が足りなかったようで、「また来たい。」の声が上がっていました。

 

それぞれの施設で働かれている方々の思いに触れ、自分たちにできることを考え直す良い機会となりました。