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4年 4年生 社会科見学~上下水道~

4年生全員で社会見学に行きました。

社会科で学習している「くらしと水」と「使った水のゆくえ」を、実際に見学して学びを深めます。

まず訪れたのは、鳥羽水環境保全センターです。

到着すると、水環境保全センターがどんな場所なのか説明を聞きました。ここでは、みんなが普段使った水をきれいにして川に戻したり、雨水を集めて処理したりしています。水をきれいにするために、たくさんの工程があることを学びました。

次に、施設の中を見学しました。

京都市の下水管は3メートルを超える太さがあり、中には5メートルを超えるものもあるそうです。子どもたちは「自分の身長の2倍もある!」とびっくりしていました。

さらに、京都市上下水道局のマスコットキャラクター「すみとくん」と「ひかりちゃん」のデザインのマンホールを発見し、大喜び。いよいよ下水処理の過程を見学しました。

最初のスクリーンや沈殿池では「においがする!」「近づけない!」と遠くから見ていた子どもたちも、だんだん透明になっていく水に「わあ!」と驚きの声をあげていました。最後には、いつも見ているきれいな水の色やにおいに戻り、下水処理の技術の高さに感心していました。

見学の後は、お弁当の時間です。

驚いたことや初めて知ったことをみんなで話し合いながら、楽しくお弁当をいただきました。

午後は新山科浄水場を見学しました。

朝から活動して喉がカラカラの子どもたちでしたが、浄水場で作りたてのお水をいただき、心も体もリフレッシュしました。

浄水場は、琵琶湖疏水からとった水を飲める水にする施設です。下水処理よりも多くの沈殿池や消毒の過程がありました。特にろ過のしくみに興味津々の子どもたち。砂を使って水をろ過する様子を見せてもらい、水がドバーッと一気に出てくると、「すごい!」と歓声があがりました。

管理室も見せていただきました。24時間体制で水の安全を見守っていることを知り、子どもたちはとても驚いていました。また、浄水場では金魚を飼い、水の安全を確認していることも教えていただきました。「金魚で水の安全がわかるんだ!」と興味津々でした。

2つの施設を見学して、私たちが使った水をまたきれいにして川に返したり、水道からきれいな水を届けたりするために、多くの人が働いてくださっていることを学びました。学校に帰ったら、見学で学んだことをまとめ、これからの生活に生かしていきます。