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5年 5年生 長崎修学旅行 3日目

いよいよ最終日になりました。昨日のハウステンボスで充実した時間を過ごしたようで、起床時間までぐっすり寝た班も多かったです。今日は荷造りをしなければなりませんので、起きた児童からせっせとリュックに荷物をまとめていました。

3日間過ごしたホテルともお別れになります。代表2名がホテルの方にご挨拶いたしました。ホテルの方から、「家に帰るまでケガなく安全に過ごしてください。また長崎にお越しください。」とお言葉をいただきました。

バスでおよそ1時間半、吉野ケ里遺跡につきました。今日はクラスごとに見学していきます。ガイドの方から弥生時代の様子や展示している道具や建物の説明をしていただきました。物見やぐらにのぼって遠くを見ると、周りを環濠で囲われ、柵で守備を固めている様子がよくわかりました。竪穴住居に入ってみると思ったよりも広く感じられ、当時の生活の様子に思いを馳せることができました。

道具コーナーでは石包丁も使ってみました。「そこの草を切ってごらん」とすすめられたので切ってみると、見事にスパッと切れてびっくり!昔の人は道具作りが上手だったと感心させられました。

展示室では、吉野ケ里遺跡で出土した貴重な展示がありました。教科書や資料集で一度は目にしたこともある、有名なものも多数ありました。例えば、青銅でつくられた剣、首のない骨のレプリカ、当時の衣服や弥生土器、形をきれいに保っている勾玉など、1つ1つの展示をじっくり見てまわりました。

奥に進むと、政治を取り仕切っていたエリアに入りました。ここには神殿があり、限られた神官や巫女だけが入ることが許されていました。当時の儀式の様子も再現されており、独特の雰囲気を感じることができました。

お弁当を食べて、いよいよ博多駅から京都に帰ります。帰りの新幹線では疲れて寝る子も多くいました。3日間を元気いっぱいに過ごした5年生。みんな元気に戻ってくることができました。友達とたくさん話し合って協力して過ごせた3日間、これまで気づかなかった友達のよい所にも気づけた3日間でした。

京都駅でしてくれた最後の挨拶にもあったように、3日間の学びをこれからの学校生活にもいかしてほしいと思っています。そして修学旅行の思い出は、土曜参観日に報告会という形でお伝えする予定です。どうぞおたのしみに。