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6年 第69回 卒業証書授与式

桜のつぼみも膨らみはじめ、温かい春の日差しが校庭を明るく照らした今日の良き日、第69回卒業証書授与式が行われました。凛々しいブレザー姿、白いリボンを飾った晴れやかな姿の子ども達が、大勢の保護者、教職員、来賓の方々の拍手を受けながら講堂に入場し、一人ひとり卒業証書を立派に受け取りました。

校長先生からは、東日本大震災の起こった12年前に生まれたみなさんは、家族の方々にとって希望であり、光であること。そしてその輝く姿は、家族や周りの人々の思いや祈りに支えられていることを忘れてはいけないこと。科学技術が発達する未来だからこそ、人と人との関わりを大切にすること、友と友が強くつながり合い、思いを聞き届け、想像し、寄り添い合える中学校生活を送ってほしいと呼びかけられました。

卒業生代表の児童による「門出の言葉」のなかでは、小学校の思い出を丁寧にたどり、支えて下さった家族や教職員への感謝をそれに重ねました。楽しかった行事とともに思い出されるのは、オンライン授業で画面越しに先生や友達と会えた嬉しさや、日々の何気ない休み時間のおしゃべりやおにごっこ、その一つひとつが大事な思い出だったと語り、感謝のうちにそれぞれの夢に向かって羽ばたいていきますと決意表明をしました。

司教様からは、コロナによる制限は、私たちが新しいものを生み出すチャンスであり、逆境の中で生きてきた経験を大切にし、私達は神様の愛を信じて、喜びのうちに生きていくようにとお話いただき、この日参列した私達は喜びのうちに祝福を受けました。

教職員の作る花道を通った6年生は、本館前のマリア様の前で、いつまでもいつまでも名残を惜しんでいました。

ご卒業おめでとうございます。