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4年 4年生 国際 Nature in Spring

新学期、理科の授業の1番初めは「Nature whole 一年間を想定した自然探し」です。
それまでは、春は春。夏は夏。と季節を区切って自然を観察してきましたが、4年生ともなると、通年を意識した自然を観察します。
なので、今回は子どもたちは1年を見越して自然観察を始めました。まずはイメージです。校舎横に立っている木は夏にはどうなっているのかな?秋は?冬は?と、今の姿から変化したところを考えました。池の中は?畑のある花壇は?意見を共有し合い、自分が観察する場所を決めました。
観察するさいに記録しておくべきことは気温です。これも年間を通して計り、最終、グラフにすると伝えられました。今ちょうど習っている「折れ線グラフ」にすると聞き、子どもたちは算数と理科が繋がった瞬間に喜びます。
さっそく観察が始まりました。気温、水温を測り、目的の場所で撮影すべきものを探します。
「これは夏にどう変わるかな?」
「冬には葉っぱがなかったんだよ。」
自分の持っている経験を最大限に引き出して、子どもたちは想像します。そして、撮影ポイントを見つけ出し、撮影します。また、夏にその場所を思い出して撮影するので慎重に行います。
その後は、自分のなかで「interesting」と思ったことを探します。例えば芝生で見つけた2種類のタンポポとか、ひょうたん池で見つけたどじょうなどです。
外を走り回り、子どもたちは一生懸命探しました。その後、それらの写真を使ってプレゼンテーションを作ります。
iPadのKeynoteを使い、上手に写真を貼り付けて、気温と水、見つけたことを書き込みます。「I saw a 4 big fish.」「I saw just one tulip in lot of flower.」みんな、それぞれの春の自然を見つけることができました。
そして最後に予想をたてます。「In summer, I think they will turn into a tadpole with legs.」
「in summer, I think it will bloom.」夏には自分たちの観察しているものがどう変化するのでしょう。楽しみです。