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4年 4年生 社会見学「茶づな」

社会科で宇治の伝統的なお茶、宇治茶について学んだ四年生は、社会見学として宇治駅横にある「お茶と宇治のまち歴史公園」に来ました。
5月に茶摘みが終わった茶園は短く刈り取られ、膝ぐらいの高さになっていましたが、新しく芽生えた茶木からはほのかな茶の葉の香りと、地面に撒かれたお茶の葉からは発酵した紅茶のような香りがしました。

昨年の10月にできたこの施設は宇治茶のことを学ぶミュージアムを併設した体験施設です。
子どもたちは今回、茶園のガイドとミュージアム、そして茶筒を作ることとなりました。

学芸員の方より話を聞き、小椋池があったことや昔の茶園について知りました。また、宇治茶についての質問もたくさんして、答えを知りました。宇治茶は他の地域のお茶より製法が難しく高級であることや、さまざまな種類のお茶の木を育てていることを知りました。

ミュージアムには映像や実際の茶園のジオラマなどががあり、宇治茶の手もみ製法を実際に見ることができました。巨大な10円玉もあり、平等院鳳凰堂がよくわかりました。宇治の歴史も知りました。
茶筒はお茶の発酵を止めるために大切なものだと学びました。空気に触れないことがお茶の美味しさを守るのだと知りました。今回はその茶筒の周りに自分の好きな柄をつけて持ち帰ることのできる体験です。が、簡単そうに見えて難しく、みんな四苦八苦しながらオリジナルの茶筒を作り上げました。


社会で学んだ宇治市と宇治茶を直に体験して、子どもたちは学びを深めることができました。
子どもたちは
「また、家族と来るよ!」
「次はほうじ茶つくりに来るよ!」
と学芸員の方に約束して、笑顔で帰路につきました。
これを通して日本の伝統であるお茶にもっと興味を持ってもらえると嬉しいです。