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4年 4年生国際コース「働くことについて考えよう」

今日は、「はたらいて、笑おう。パーソル」のCMでお馴染みの、株式会社パーソルホールディングスの方に来ていただき、「はたらくって何だろう」というテーマで出張授業をしていただきました。

 

まずはお約束。働くことについて考える上で、算数の問題のように正解はありません。みんなが主役となり、自分の考えを話したり他の人の考えを聞いたりして、考えを深める時間にします。

この時間のめあては2つ。「『はたらく』を身近に感じる」こと、そして「自分なりの『はたらく』を言葉にする」ことです。

 

早速ブレインストーミング開始。クイズと聞いてみんなのテンションが一気に上がります。

「信号機の赤は右?左?」 「コンセントの差込口が長いのは右?左?」

改めて聞かれると、「あれ、どっちだっけ?」とみんな話し合います。毎日見慣れているはずの物や景色も改めて考えてみると新たな発見が生まれます。この活動では、身近なことや当たり前に思うことにも「どうだろうか?」と疑問をもって考える大切さを教えていただきました。

その上でいよいよ本題。 「はたらくって何だろう?」

働くことに対して持つイメージを「はたらくとは○○である」となるようにワークシートの空白に埋めていきました。

グループで話し合い、どのような意見が出たか聞いていくと、「人のためになること」「みんなと協力すること」「自分のためになること」「お金をもらうこと」「自分の世界を広げること」などの意見もあれば、「難しくて大変なこと」「疲れること」など後ろ向きな考え方もありました。

どれも働くイメージとして当てはまること。まだ働いたことがない子どもたちが考えたイメージです。では、自分たちが実際に働き始める年齢になったとき。社会はどのように変化していると思うかを次に考えました。

 

150年前は移動に人力車や馬が使われていたけれど、今では車でいろんなところへ行けます。

携帯電話はどうでしょう。たった15年ほどで、電話だけでなく、スマートフォン1台でいろんなことができてしまいます。

私たちのくらす社会はめまぐるしく変化しています。ではみんなが働くころの社会は・・・。時代と共に、物も生活もどんどん変化していく中で、その変化に応じてこれまであった仕事がなくなっていったり、逆に新しく生まれたりしています。

現在ある仕事は何種類くらいか、と聞かれ悩む子どもたち。なんと約19000種類もあるのです。それを聞いてとても驚いていました。たくさんの仕事がある中で、どんな仕事があるか知ることで、選択肢が増えていきます。

ここからは「『しごと』はどうやって知っていくの?」ということを教わっていきました。知り方には、「深める(仕事の中身を知ること)」「広げる(仕事の種類を知ること)」の2つの方法があります。ある街の様子が描かれたイラストを見て、生活の中にある仕事をグループで話し合い探していきました。

後ほど意見を聞くと、中には30個も見つけたグループもありました。どんな風にして見つけたかを尋ねると、「同じ場面でも、そこには様々な人がいろんなお仕事をして関わっている。」と答えてくれました。例えば学校。先生の中にも担任の先生や音楽の先生、給食を作ってくれる人、用務員さん、守衛さんなど様々な人が自分たちの生活を支えてくれています。じゃあ、コンビニはどうだろう。売っている人、商品を運んでくれる人、商品を開発する人、その商品を工場で作る人など。たくさんの仕事が関わっていると知りました。

それを聞いてはっとした表情の子どもたち。じゃあ、さっき話していたような自分たちが働くころに起こる変化で出たアイデアの1つ、「空飛ぶ車」。例えばこれだって、作る人がいなきゃ車は空を飛ばない。その車で配達する人が出てくるかもしれないし、もしかしたら警察官だって空の巡回をしているかもしれない!

子どもたちは、このワークから「自分たちの身の回りにあるもの一つひとつには、様々な仕事をする人が関わり、社会を支えている」ことを学びました。そして、「はたらく」を考える上で大切なのは、「価値」を「提供」し、「ありがとう」をもらうことだと教わりました。

 

授業の終わりに、もう一度最初と同じ問いについて考えました。

「はたらくって何だろう?」

「はたらくとは、見えるところでも見えないところでもみんなのためになっている」

「はたらくとは、社会を支え合うことである」

「はたらくとは、人と人とがつながることである」

「はたらくとは、自分にとってもみんなにとっても幸せである」

「はたらくとは、世界を平和にするものである」

「はたらくとは、未来や環境を変えることである」

 

そしてこれらの意見と共に、「初めは漠然としたイメージだけで答えていたが、知ってから考えるとより具体的に、身近になった。」「マイナスのイメージ以上に、誰かのためになるのが仕事の良さだと感じた。」といった感想も述べていました。

私たちカトリックの学校はミッションスクールです。神様に愛されているかけがえのない一人として、他者を思いやり、誰かのために祈り、そして力を尽くします。子どもたちが社会に出るとき、働くことにその価値を見出し、社会の中で自分の使命を全うしてほしいと思います。

 

2学期は、子どもたちのキャリア教育の探究学習の次なるステップとして、京都の伝統や文化、くらしの水に関わる仕事をされている方々からお話を聞き、どのようなお仕事をされているか教わっていきます。