校長ブログ

総合朝礼 校長講話

先日、久々に講堂に集まって朝礼を行いました。今年から新たに始まったコース別の朝礼です。今回は1年~6年生の総合コースの児童を対象にした朝礼でした。全員がマスクをして静かに集まり、熱心に話を聞くことができていました。私は、次のような話を日本語で行いました。

主の祈りには「私たちは人を許します」ということが書かれており、わたしたちはそれを神様に約束しています。では、私たちは本当に人を許すことができているでしょうか。Yes? No? 時には、友達や家族のとの間でけんかやもめごとがおきることがあると思います。それはだれにでもあることです。私も、これまでの人生の中で、何度か傷つくことがありました。時々、私に噓をつく人もいました。また、時には私のことを悪く言う人もいました。暴力や暴言、私のものを壊したり、私のお金を取ろうとした人もいました。このようなことがされると、当然あまり気持ちはよくありません。時には、そのことをずっと忘れることができません。しかし、私は彼らを嫌いになったわけではありません。私は彼らと問題なく、前向きな気持ちで協力をし続けることができます。つまり、私は人を許すことができるということです。あなたはどうですか。人が私たちを傷つけたとき、必ずしも彼らは悪い意図を持っていないかもしれません。時には、それは彼らが彼ら自身の心の痛みに苦しんでいて、これが悪い行動を引き起こしているかもしれません。また、人は時間を通してたくさん変わること、たくさん成長することが可能です。ですから、人を許して仲直りをすることを前向きに考えたいのです。私自身がこの努力をしなければ、私は同じように彼らに私自身の足りないところや罪を許してもらうことは期待できないでしょう。お祈りは言葉だけでなく、お祈りは努力と行動なのです。

校長 ブレットマックスウエル