2022.09.16 シスター真隅への祈り
1学期の学期末、7月9日に天に召されたシスター真隅は、この小学校の校長を二度、11年にわたりおつとめになられたシスターです。職をおひきになれてもお忙しい方でしたが、子どもと祈ることをとても大切にしておられました。朝のロザリオの祈りに、子どもと共に祈られることを、たいへん楽しみにされていました。
PEPE Sports dayの練習が熱を帯び、活気のある毎日です。そんななか、昼休み、お掃除の時間が終わり、みんながあちこちへ移動している最中のこと。2年生くらいの女子が職員室の前のシスター真隅の写真のところで立ち止まり、手を合わせ、短い祈りをして教室へむかっていったのに目をとめた教頭先生。そこの生まれた静かな一瞬がとても教頭先生の心を動かしました。。教室に行く前に、手を合わせる子どもの姿を、一番喜んでおられるのは、きっと、神さまのお側におられるシスター真隅だとおもいます。きっと、いまも聖母のことをおもってくださっていることでしょう。
あるシスターが、祈りは特別な場所、時でなくても、どこででもできます。祈りながら、子どものためにはたらきましょう。と言われていたことを思い出しました。私自身が子どもたちの姿から祈りについて大切なことを思い出させてくれた瞬間でもありました。