2022.07.15 シスター眞隅の祈りに支えられ
本日1学期の終業式をむかえました。本校の中運に隣接している本学院を創立されたヌヴェール愛徳修道会のシスター方はいつも本校と本校の児童、本校の保護者様のためにいつもおいのりくださっています。私は、いつも、シスターにお会いするたび、はじめにそのことを御礼申し上げています。
聖母が京都の地に根を下ろし、今日まで大きく発展するために貢献されたシスター眞隅は先週の土曜日、7月9日に神様のもとにお帰りになられました。シスター眞隅が聖母に入られたのは1949年、昭和24年。今から73年前のことです。京都で初めてのカトリック学校を創り上げるメンバーの一人として、まっすぐに、神さまと共に歩まれた95年の生涯でした。シスター眞隅は二度校長職をお勤めになられました。(1973年から4年間、第5代校長。1989年から9年間、第8代校長。)
朝のロザリオの祈りに、最近まで修道院から毎朝来てくださっていました。たくさんの児童が共に祈りを捧げました。いつも背筋を立て、教職員と共に動かれるシスターでした。そして、太陽のような明るさで私たちをいつも照らし、導いてくださいました。
終業式を始める前、本年度初めて全校児童が講堂に集いました。そして、みんなでシスターへ祈りを捧げました。セミの鳴く声に子どもたちの声がかき消されそうでしたが、きっと祈りの声は天におられるシスター眞隅に届いているでしょう。にこにこしていらっしゃるお顔が浮かびます。
シスター眞隅の輝かせて下さった光に向かって、皆さんの豊かな実りのある夏休みを祈ります。