2024.02.02 能登半島地震 募金活動始動
最大震度7を観測した能登半島地震の発生から今日で一カ月となりました。いまだ被害や被災状況の把握が十分ではない中、多くの方が亡くなり、1万4千人を超える方が避難所に身を寄せておられます。復旧・復興と生活の支援のために、学校法人聖母女学院の全所属が募金活動を進めることになりました。
皆さんの御協力をお待ちしております。
本日、宗教部の佐野主幹教諭より児童にむけて呼びかけてくださったメッセージをここでご紹介いたします。
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能登半島地震から1か月がたちました。1か月の間、地震の被害の大きさに心を痛め、たくさんの人が悲しく、苦しい思いをしました。
しかし、そんな苦しみの中にも一歩一歩日常生活に戻れるよう、あきらめず、希望をもってがんばって生きようとする人々の姿もあります。地震の被害に遭われた方々への心の支え、日常生活に戻れる希望の光にわたしたちがなれるよう、祈りと募金での支援をいたしましょう。
今回は、小学校だけではなく、聖母学院のみんなで協力をします。
今日能登半島地震募金についての手紙を持って帰ります。お家の方とお祈りをし、少しでも協力できるようお話をしてみましょう。
一人ひとりの力は小さくても、みんなの力が集まれば、大きな力になります。
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聖書のなかに、マタイという方が書いた福音書に触れていただけましたら幸いです。
「さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい。お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていたときに宿を貸し、裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。」
すると、正しい人たちが王に答える。「主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げたでしょうか。いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。」そこで、王は答える。「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイによる福音書第25章34節〜40節)
本日は長文となりました。最後までお読みいただきありがとうございました。