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その他 登校班 みんなで力を合わせて

今朝の登校中に、京阪電車の事故により電車の運行が止まってしまいました。京阪電車には、まだ登校途中の子どもたちがたくさん乗車していました。龍谷大前深草駅で待機をしていた子どもたちは、素晴らしい行動でこの出来事へ対応してくれました。

まず、電車が止まった際に、乗車していた6年生数名の班長が集まり、話合い、とるべき行動を考え、実行してくれました。

①電車内を見回り、1人で乗車している聖母学院小学校の子を把握し、他の子と合流させる

②深草から藤森までは歩ける距離だが、大人数で移動するのは危険だと考え、車内で待つことに決める

③安全に待機する為に、車外には出ないように下級生に声かけをする

④6年生で車内を見回る人、学校へ連絡する人など役割分担を決める

6年生たちがこのように決め、約50名程乗車していた子どもたちをまとめてくれたのです。他の班員の子どもたちもそれに協力し、教員が迎えに行った時には、とても静かにみんなが車内で待つことができていました。

教員が到着してからも、班長や高学年を中心に班員の数を確認したり、トイレへ行っている子のかばんを持って班全員で待ったりするなど子どもたちそれぞれが、どうすべきかを落ち着いて考え、協力して過ごす姿が見られました。

学校まで長い列を作り、細い道を通る時も、教員の「右へよりますよ。」という声に、子どもたちも「右へよろう!」と声をかけ合います。

迎えにきてくださり横断歩道を安全に渡れるように誘導してくださる校長先生には、自然と「ありがとうございます。」と言いながら横断歩道を渡ります。

突然の出来事でも、お互いに力を合わせて、思いやりと感謝の気持ちをもって、落ち着いて考え行動できる聖母の子どもたちのすがたは大変、素晴らしかったです。

これからも、みんなで協力し助け合いながら登校して欲しいと願っています。