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4年 4年生 宗教 ロザリオ作り

10月はロザリオ月です。毎朝のお祈りの時間には、全校でアヴェ・マリアの祈りを唱えています。そこで4年生の宗教の授業では、みんなでロザリオ作りに挑戦しました。

ロザリオとは、「薔薇の冠」を意味するカトリックのお祈りの道具です。珠を繰りながら「アヴェ・マリアの祈り」を唱えることで、マリア様への祈りの「花冠」を捧げることを目的としています。普段は、休み時間に校長室でロザリオ作りが行われているので、子ども達にとっては身近なものになっています。

本校の玄関を入ってすぐのホールには、ルルドのマリア様の像があり、その前には大きな珠のロザリオが置かれています。なんとこの珠は、かつて修道院の階段に使われていた木材で作られているのです。本校で校長をされていたシスター小川が、修道院を改修した際に出た木材を珠に作りかえ、祈りの道具にしようと考えたそうです。

そんな歴史と思いの詰まった木の珠、自分の好きなビーズ、十字架を組み合わせて作るロザリオ。どんなものが完成するのかと、みんなこの授業を心待ちにしていました。

ロザリオについてのお話を聞いた後、いよいよロザリオ作りの始まりです。糸の通し方やくくり方など細かい作業が多かったですが、みんなで教え合いながら、真剣にロザリオと向き合っている姿が印象的でした。

自分で作ったロザリオを、とっても大事そうにしている子どもたち。これからも周りの人や温かい心を大切にし、平和の天使として心を込めてお祈りができそうですね。