2025.06.26 │4年 4年生 宇治茶ミュージアム「茶づな」見学
4年生の社会科では、宇治茶について学習しています。
今回は社会見学で、宇治にある「お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな」へ社会見学に行きました。
ミュージアムでは、お茶の歴史や茶畑の工夫、茶葉の成分や効果など、くわしい展示がたくさんありました。入ってすぐに、沢山のお茶の種類が展示されたコーナーが現れ、さっそく子ども達のメモの手が止まりません。
さらに奥へ進むと、タッチパネルや映像で宇治茶の歴史や手もみ製法を見ることができました。また、壁に取り付けられた扉を開けると、中から色々な資料がでてきたり、お茶が出る水道が出てきたりと、面白い仕掛けが沢山ありました。さらに、「茶」という文字の形に置かれた椅子もあり、終始ワクワクが止まりません。「宇治茶って織田信長の時代からあるの!?」「手もみ製法って4時間もしているの!?職人さんってすごいなぁ」など、驚きの声があちらこちらから聞こえてきました。
そしてミュージアムを見学した後には、実際の茶畑を眺めながら、宇治茶についてのガイドをしていただきました。
宇治茶と他県のお茶ではどうしてこんなに生産量が違うのかや、宇治茶畑の工夫など、ここでしか知ることができない詳しいお話を沢山していただき、授業で学習したことをさらに深めることができました。また事前に考えた質問にも答えていただき、とても学び多い時間となりました。
また、今回は「茶筒」にラベルを貼って、オリジナルの茶筒を作る体験もすることができました。なぜ茶筒は丸い形なのか、それは空気になるべく触れないように密閉状態を保つためなのだそうです。そんな丸い筒に自分の選んだ柄のシールをぴったり貼るためには、お友達と協力して引っ張り合うことが必要です。すき間なく貼るのは思った以上に難しく、みんな四苦八苦しながらも、オリジナルの茶筒を作り上げることができました。
社会科で学んだ宇治市や宇治茶のことを実際に見て、体験して、子どもたちは今まで以上に宇治茶に興味を持ち、学びを深めることができました。
各クラスでまとめ学習や振り返りをし、今日の経験を伝えていければいいなと思います。