校長ブログ

凍り付いた町

記録的な寒波の中、雪のために休校となった昨日。そして今朝は通学路の凍結状況を脱する見込みが立たず、安全のために時差登校とし、安全に登校できるよう朝7時過ぎから出勤した先生方で対策を講じました。

道路に張り付いた氷を、ひたすら砕き、集めていきます。小学校の先生に中学校高等学校の先生も加わり、駅の前の堀田橋から南門までの道は、さながら工事現場のよう。聖母の子どもたち、入試のために来校した生徒諸君、深草中学校の生徒さん、駅に向かう町の人が、次第に安心して通ることのできる歩道が広がってくる様は圧巻でした。

自分の所属のかきねをこえて、互いに、「きをつけてね」「こっち通り」「ありがとうございます」「すみません」という言葉がいきかい、外気は思いっきり冷たいのですが、あたたかい気持ちになりました。

一歩、キャンパスに進むと、子どもの歩く道は雪一つなく、昨日の用務の方の働きに感謝しかありません。

朝の作業の2時間後、つるつるな状態から脱した道を、子どもたちは登校することが出来ました。

時差登校にご理解いただき保護者の皆様に深く感謝します。また、お子様とご一緒に歩いてお送りくださった保護者の皆様、お疲れ様でした。お昼前から、子どもたちは雪の学校を楽しみ、また、学習を進めることが出来ました。

 

 

  • 1月25日ひょうたん池のあたり。池も凍りました。

  • 1月25日15時ごろ。子どもたちの通学ロードは健全に。

  • 1月26日疎水も完全に凍っています。

  • 小中高の先生がすごい勢いで道を整える。

  • 通る人に隔てなく、「気をつけて」「ありがとう」と声が交わされた朝。

  • 橋の上の氷を削っては疎水の中へ。

  • 滑らないように気を付けて進んでね。

  • シャベルでたたき割っては、塩カルをかけて。

  • あと一息で路面が見えてきそうです。

  • 電車の到着と到着の間が作業のチャンス。