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4年 4年生理科 閉じこめた空気や水を、押し縮めると!?

「ポン!」というかわいた音と同時に、筒からスポンジのたまが飛び出します。押し縮められた空気の性質を空気でっぽうを使って調べます。今度は、ピストンを使って調べます。先をふさいだピストンをギューッと押していくと、だんだんピストンが重くなり、押し返されてきます。これは、空気を閉じ込めて縮めると、反発する力が出てくることを体感する理科の実験です。

ピストンの中の空気はどうなっているのでしょう?目に見えないので、縮められている様子が分かりません。そこで、ピストンの中にスポンジを入れてみました。ゆっくりピストンを押していくと…!?「わあー!何だこれは?」「すごーい!」と子どもたちの声が上がりました。ピストンを押す動きに合わせて、中のスポンジも縮んだり元にもどったりしています。閉じ込められた空気の力が目で見て分かった瞬間でした。

 

では、空気のかわりに水だったらどうでしょう。ピストンの中に水だけを入れて、押してみます。「あれ?」という顔をする子どもたち。ピストンは、まったく押すことができません。空気とちがって、水は閉じ込めても押し縮めることができませんでした。「でも、どうしてだろう?」新たな疑問が子どもたちの中に生まれてきます。発見と気づき、そして新しい疑問を抱きながら、学習を深めていきました。