無敵のアイテム?

絵本って結構いいかも!と思ったのは小学校に勤務していたころのこと。マンガ禁止という昔スタイルの学校あるある世代の大人は、文字だけの本こそが素晴らしいという呪縛がありませんか?

 高学年を担当していた時でさえも、絵本って結構使えることが多く、私が下手に熱く語るより数千倍腹落ちするというか、伝わりやすいと感じたものでした。

 その効能は、やはり短い文章とイメージを助けるイラストでしょう。実際に今でも本屋さんには、マンガで分かるシリーズは分野に限らず人気があります。

 先日、紹介した『子どもの英語「超効率」勉強法』(かんき出版)という本からの引用ですが、幼児期の今だからこそ、絵本の凄さを皆さんにお伝えしようと思います。

 結論からいうと、バイリンガル(2か国語を使う人)の言語運用能力は、母語の言語力に相当するということ。つまり、日本語運用能力が凄ければ、英語力も凄くなるけれど、「それなりの人は、それなりに」という昔の樹木希林さんの名セリフ(年齢がバレる)そのものであります。その日本語の言語運用能力を伸ばす最高の手立てが絵本だと書かれています。

 著者である児童英語研究所・所長、船津洋先生を訪ねて、東京まで行ってお話を聞いてきました。そんな船津先生のWEBサイトから、絵本の無敵ぶりを再確認しましたので、幼稚園の絵本環境について、もう一度整理してみようと思っています。

 お時間のある方は、どうぞこちらをご覧ください。学びが深まります。
 引用・転載元:
 https://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-2006/
 船津洋『言語力の差を決定づける幼児期の絵本の与え方』(株式会社 児童英語研究所、2020年)

 絵本はそれぞれに与える時期や内容が違うということです。マンガ禁止あるあるの一つに「そんなしょーもない絵ばっかりの本ばっかり読んでないで、もっと文字ばっかりのハリーポッターとか読みなさいよ!」って思ったことありませんか?
 こういう「ばっかり」のセリフに、子どもたちは「がっかり」したものです。

 小学校時代の懇談会でもよく相談されました。
 「どうしたら、もっと本を読む子になるでしょう?」
 今なら、言えます。「大人を含めた環境のせいです。」

 きっかけは、なんでもいいのです。文字そのものに抵抗感を持たせないようにする。
 それにはお母さんの声による読み聞かせが一番効果的だそうですが、
 そうは言っても、中々そうもいかない時もあるじゃないですか。

 というわけで、幼稚園での読み聞かせ環境をもう一度見直してみたいと思います。
 さて、どうなることやら・・・

 INPUT大全という本によれば、【勉強の効果が出てくるまで10年】だとか
 10年後のわが子のために、いま、何をINPUTしますか?

by 田中 圭祐