何十年ぶり?
2019年10月17日(木)


年中さんのパラバルーンでは、リズムに合わせて移動したり、お友だちと息を合わせてバルーンをふくらませたりして、クラスのみんなが一丸となって取り組んでいる姿勢に目頭が熱くなります。
年長さんの障害物リレーでは、飛んだり跳ねたり乗ったり・・・サーキットで鍛えた実力が発揮され、日頃の積み重ねによって逞しく成長している姿がみられます。さらに、駆け足の得意な子が、思いっきり転んで膝をかなり擦りむいてしまい、痛さと悔しさで涙しながらも最後まで走りきる姿に心の成長も感じます。
子どもたちの日々の練習に救護として参加しながら、このようにそれぞれの学年で頑張っている姿を我が子が幼稚園児だったころと重ねあわせてしまい、懐かしさに浸っています。

披露宴では、お色直しの退場の際に、花嫁さんはお兄さんと妹さんが介添え役で退場したのですが、息子のほうは夫と私に介添えを指名。息子をまん中にして手をつないで会場を練り歩いた後に退場することとなり、突然の事で驚いたと同時に、息子と手を繋ぐなんて何十年ぶりのことかと思いを巡らせました。
幼稚園の頃の、私の手の平にすっぽり収まっていた軟らかく小さかった手が、いつの間にか私の手よりも大きくなっていたのかと思うと、感動で涙があふれました。

by 塩貝 喜代枝