ケンカが少ない園は・・・?

日経DUAL 12/10配信の記事より引用
 ネガティブな小さな経験をたくさん積ませてあげることが、将来を生き抜く子どもの力に

 子どもが友達と関わる中で、我慢したり無理したりすることを、親は避けないでほしいということを、ぜひお伝えしたいですね。

 友達とケンカしたり、嫌な思いをしたり、悔しさ・悲しみを感じたりする、というのは、人の成長においてものすごく大事なこと。保育の現場ではそうした経験も積ませ、乗り越えていく力を育んであげたい、と考えている現場の保育士たちは少なくありません。

 ただ、多くの家庭では、子どもに我慢や無理をさせることを避けようとする傾向にあるようです。親がそうしたスタンスだと、保育園にもそれを求めてしまう。結果として保育園側は、子どもにとって「居心地が良すぎる空間」を作ることを優先しなくてはならなくなります。すると、子どもが「王様」になってしまうという新たな問題が生じます。そうならないよう、親の皆さんも少し意識を変えていただきたいと思います。
 以上、引用おわり

 このように回答しているのは、NHKすくすく子育てや、たくさんの子育て本を執筆されている大阪教育大学准教授の小崎恭弘さん。

 事故なく安全に過ごせることが大前提であることは言うまでもありません。

 小崎先生も前回の記事でそのように書かれています。その上で、子どもに人との関わり方を学ばせるために、大人ができることや、心掛けるべきこととして 「ケンカが少ない保育園」は学ぶ環境としては脆弱、という上記の記事を書かれています。

 決してケンカや争いを推奨しているわけではありません。嫌な事・辛いことは無いに越したことはありませんが、社会に出ればそういうことはありえない訳で、私たち保育に携わる者も意識したい部分であると思います。

by 田中 圭祐