こころのかたち

重い知的障がいをもつ仲間たちと過ごしている福井さん(止揚学園)の講演を聞く機会に恵まれました。人は誰しも心に温かいものを持っている。知的障がいのある仲間と一緒に生活していると、彼らのすぐ近くにその温かさを感じて、自分が日々新たにされるのだという。

 一方で、そのような障がいが無いとされている私たちにも、心の温かさや人を信じる心があるはずなのに、随分と心の奥底の遠いところに沈み込んでいるのかもしれない。彼らは、心のかたちをそのままに嬉しいことや楽しいことは勿論、腹が立つことや悔しいことなどをダイレクトにぶつけてくれる。私たちは、時に計算をしたり、推し測ったり、包み隠したりして「いわゆる正解」を探しながら、世間の目を意識しながら生きているのかもしれない。それが「いわゆる大人」なのかもしれない。

 幼児期の子どもたちもそういう意味では「いわゆる大人」では無い「素の自分」をさらけ出してくれる。『こんな夜更けにバナナかよ』という映画を見た時にも似たような感覚を覚えた。自分らしく【今】を生きるってどういうことだろうって

「しんどいことの方が正しいことは多いのかもしれない。」福井さんだから言える言葉だった。「彼らと向き合い、話しながら、一緒になって、だからと言って心を開いてくれる訳じゃない」「そんな簡単にはいかない」「でも、経験になる」「信じて続けている」「必ずつながると信じるしかない」一つ一つの言葉が胸を打った。

 「何よりも不幸で悲しいことは、人の悲しみや喜びをともにできない、それは私には関係がないと思ってしまうこと」だという。「相手をじゃなく、自分が変わること」「そちらの方にこそ希望があり、夢がある」「人を信じる生き方を諦めたらあかん」

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by 田中 圭祐

 

アンファン月・木クラス

今日も、アンファンクラスのお友だちが
元気に登園してきてくれました。

この頃、お話することが上手になって
お友だちや先生とおしゃべりすることが
楽しい様子です。

三月が近づき今日は、おひな様の紙芝居を
見て、おひな様とお内裏様を作りました。

「おひな様の持っているものはどっちかな?」
「こっち」と扇を指さしたり

「おうちにもおひな様いるよ
と嬉しそうに紙芝居を見ていました。
その後クレパスでお顔を書いて、
絵の具で着物をつくりました。

ちょっと緊張しながら筆を持って
とんとん色を乗せ、半分に折って広げたら
「わーきれい」とできた模様にびっくり

また来週仕上げてもって帰るので
色々お話を聞いてあげてくださいね。

その後、大好きなお庭に遊びに行ったのですが、
コートも、「見てみて、着られるよ」と一生懸命着たり

お庭で「滑り台もう怖くないよ」と滑ってみせたり、

お砂場のおもちゃを片付けるときに
トンネル入れのかごにコップが混ざっているのを
なおしてくれていたり

みんなおおきくなったなぁと思うことが
とっても多いです。

他にも

「今日はパンツで来たよ」と嬉しそうに見せてくれたり、
小さい手でスモックをたたんで、見せたり
嫌いと言っていたブロッコリーを小さくしたら食べられたりなどなど
その時のみんなの表情はピッかピカに輝いています


また来週もみんなに会えるのを楽しみに
待っています。

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by 粕渕 享子

 

アンファン週5クラス

なあ〜〇〇ちゃんは?
△△ちゃんもいいひんしー
ご用事でお休みなの
一緒に遊ぼうと思ってたのになあ〜
今日はお休みが多かったので、
そんな会話が何度も繰り返されていました。

お休みのお友だちが今度幼稚園に来たとき、
びっくりしてくれるかなあ〜と話ながら、
秘密基地の改造計画
「ピンポーンってするやつ、つけたいねんけどなあ」
「電話は、こっちとそこも!2つ欲しいねん」
「屋根は…窓つけて四角と丸がいいわ」
改造計画会議は長々と続いていました

「今日ひなまつりも少しやりたいんやけど…」と話すと、
「あっ!お顔描かないと」と
ひなまつり制作にも積極的
女の子は“赤”
男の子は“青”のイメージが強いようで、
色鮮やかな出来上がりとなりました。

園庭あそびでは、アスレチックに夢中
うんていや鉄棒にぶら下がるようになり、
「見てみてー!!」と見せてくれたり、
登るだけのぼったあと…
「こわいーおりるおりるー」と助けを求めたり、
双眼鏡でお友だちや先生と目が合うと、
「みーつけたっ!」と笑いあったり、
大きな声を出して遊んでいました

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by 倉畑 歩美

 

楽しかった生活発表会

先週に発表会を終え、今はその余韻に

浸っている子どもたち。

きく組は、アラジンンと魔法のランプを

しました。

ディズニーのお話とは話の展開や

登場人物の名前も違い

(姫の名前はバドル・ルブドール姫)

「へえ〜」と驚くことがあったようです。

話しの中に出てくる食べ物や

花、風景など調べていくと

「御馳走のお肉は、

豚肉はダメなんだって。

じゃあ、鳥肉は?牛肉は?」と

質問攻め・・・

花は、ジャスミンがよく咲いている・・・

「あ、だからディズニーはお姫様の名前を

ジャスミンにしたんかー

本当の名前はややこしいしなぁ・・・」と納得。

魔法使いが魔法のランプを奪還するために

にせのランプとすり替える場面があり、

にせのランプの飾りつけをすると

「う〜ん、いいのができた。

こりゃ、お姫様もだまされて交換したくなるよなぁ」

と出来栄えに自画自賛している姿が

かわいかったです

劇やセットを作って行くうえで

子どもと話し合いを重ね、その中で

出た発想を取り入れていき、

準備も含めて楽しんでいきました。

当日は、たくさんのお家の方々が来てくださり、

少し緊張したようですが

感想は、「緊張したけど、気持ちよかった!」

「手に汗一杯かいたわ!」と楽しんでいました。

終わって部屋で過ごしていると

隣のゆり組の男の子が

「みんなーおつかれさま!どうやった?」

「楽しかったよ」「よかったねー!」と

労ってくれたのがとても嬉しかったです。

後日、ゆり組の発表会後にも

「ゆりさん、発表会終わらはった、お疲れさまって

言ってくるわ!」と飛び出していきました。

今まで、色々な活動を共にしてきた仲間を

労える関係に感動しました。

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by 岡林 由希子