いいよ
2017年11月30日(木)
神さまはどんなときも私たちを「いいよ」の心で受け入れてくださいます。幼稚園でも「人間は悪い心になるときもあるけど神さまはいつもみんなのことを『いいよ』、って許してくださるのよ。だから自分のことも『いいよ』って言って許してあげてね。それから周りの人にも『いいよ』って許せる心が持てたらいいな。」と話しています。
私は、日々子どもたちに教えられることばかり。コラムにもありましたが、子どもたちのいいよのやり取りは、見ている大人が「本当に良いの?」と思ってしまうこともよくあります。ぐっと我慢して友だちを受け入れる姿は、罪びとを受け入れるイエスさまのような深いやさしさと強さを宿しているようです。
園庭開放の日に遊びに来られていたお母さんからこんな感想をお聞きしました。「聖母の子どもたちは、すごく優しいですね。ちょっとボールがあたっただけで、『ごめんね。』と言ってくれました。うちの子がおもちゃを欲しそうに見ていたら『使っても良いよ。』って。本当に驚きました。」嬉しかったです。
ごめんね「いいよ」、これ貸して「いいよ」、一緒に遊ぼう!「いいよ」。子どもたちは、毎日たくさんの「いいよ」を言っています。わが子にももっとたくさん「いいよ」を言ってあげながら子育てすれば良かったなと今さらながら思います。特にそのままのあなたで「いいよ!」って。
by 中村雅子