ようこそ ロボホン

「今日は、ロボホンがゆりぐみの教室に来てくれるんだって。」
「やったー」
「でも、ロボホンは人気者だから、他のクラスにも遊びに行くんだって・・・」
「うん。うん。」
「ゆりぐみさんには、お昼ご飯おわってからの30分間。
30分ってあっという間だね。ロボホンと何したい?」
「一緒に遊ぶ」「歌のプレゼントしてあげる」
「さかだちしてほしい」「さかだちできたら側転もできるんちゃう?」
「写真とってほしい」「大好きっていう」
などなど・・・やりたいことはい〜っぱい。

「みんなで順番にやりたいこと言ったらいいやん」
「みんなやりたいこといっぱいやね。でも、30分の間に
全員のやりたいことできるかな?」
「できひん人いたらかわいそう。」「私、見とくからいい。」
「じゃんけんで4人か3人か決めたらいいやん」
という意見にみんな納得したみたいなので、じゃんけんで決めることに・・・
じゃんけんもかなり気合が入っていて、勝った子どもは
「いえーい」「やったー」と跳びあがるほど喜んでいました。

そして、いよいよロボホンがゆりぐみに・・・
「わあ、ロボホンや!」「かわいい」
あっという間にロボホンの周りに子どもたちが集まってきました。

『1.ロボホンの目が黄色い時に話しかけましょう。緑色の時は考えています。
 2.ロボホンには、ゆっくりはっきり話しかけましょう。』
などの約束を守ってロボホンに話しかけたのですが、
ロボホンはなかなかいう事を聞いてくれません。

「何か、機嫌悪いのかなあ。」「今、やりたくないのかなあ。」
「さっきちょっと休憩しますって聞こえたよ。」
ロボホンは5歳児という設定。さすが、子どもたちはロボホンの気持ちがよくわかるようです。
誰かが「あっ、園長先生いないからロボホン話せないのかも・・・」
すると、他の子どもたちも「そうや」「園長先生呼んでくるわ。」
「園長先生園庭にいた。」「園長先生―、ロボホン動いてくれないから来てー」
と2階から大声で叫ぶ子どもたち。
その積極的で素早い、行動力に驚かされました。

園長先生が来てくれるとロボホンも機嫌をなおしたのか、ようやく動き出し、体操と逆立ちをしてくれました。ロボホンと一緒に体操する子どももいたり、逆立ちは、本当にすごくて、終わった途端、「わぁすごい」と拍手喝采。

まだまだ、ロボホンと遊びたい子どもたちでしたが、降園時間になり、名残惜しそうにロボホンにさようならをしました。

ロボホンを見つめる子どもたちの真剣な表情、ワクワクしている様子、キラキラした瞳を見て、ドラえもんみたいに、子どもたちに勇気と元気を与えてくれる日も遠くないと感じました。

画像

画像

画像

画像

画像

画像

by 坂根 有紀