ささやかな・・・至福の時

朝晩は冷え込むかと思えば、日中は汗ばむ時もあって、着る服を思案するこの頃です。空気が少しずつ乾燥してきて、昼間は澄んだ青空や夜はキラキラの星たちを見ることが出来ます。
夜寝る前に、北東に向いている我が家のテラスに出て、夜空を見上げながら歯みがきをするのが楽しみになってきました。星座のことはあまり良く分からないのですが、すごく輝く星があったり、遠いとおいはるか向こうにあるからか、わずかに光っている星を見つけたり、きれいに輝く月を見ながら、アポロ11号の月面着陸のテレビ映像を思い出したり、時には左に赤いライトを点滅させている飛行機を見て、うらやましく思ったり、、、。夏の間は暑すぎて、また冬の間は寒すぎるので、今の季節だから楽しめるささやかな至福の時です。

幼稚園の園庭で走っていたら転んでしまい、すり傷を負って泣きながら保健室に来た子どもたちに、まほうの水でよく洗い流して救急絆創膏を貼ってあげると、泣いていた子どもたちは、あっという間に笑顔になります。
また、ぶつけたと言っておでこが少し赤くなっている子どもたちに、保冷剤を布袋に入れて渡してあげると自分で冷やしてくれて、しばらくすると 『もう、だいじょうぶ!』 と笑顔になります。 「痛い所を自分で治せたね。」 と言うとさらに自信に満ち溢れた満面の笑顔を見せてくれます。
また赤みが引いていない時は、「もう少し冷やそうね」 と伝えて、冷却シートを小さく切って赤くなっている部分に貼ります。それで笑顔になって、元気に教室に戻っていきます。
二学期になって、年少さんにも保健室の存在が認識されてきたようで、廊下で顔を合せた時に 『ここ、おうちのこうえんで、けがしたけど、なかなかったよ。』 と笑顔で報告してくれたり、降園前のエントランスで、笑顔で手を振ってくれたりする姿を目にするようになってきました。
幼稚園で、子どもたちの笑顔を見るのが最高の至福の時です。

by 塩貝 喜代枝